医桜について

About Izakura

理念

深山の桜

我々、医桜の理念は『深山の桜』という詩です。
深い山奥に咲く、桜の花は、誰が見てなくとも一生懸命に華を咲かせる。
そんな詩から、我々は深山の桜のように、誰が見てなくとも、
誠心誠意、活動に取り組む事を理念に掲げています。
そして、我々独自の解釈があります。
たとえ、山里遠い、深山の桜でも、それが見事に咲き誇れば、それを一目見ようと、人が訪れる。
いずれ、その足跡が道となり、桜の下に多くの人を集める。
そんな『桜』を咲かせるような活動をしよう、と。
この『桜』をとりまして、医桜と名付けました。

使命

1.医学情報の共有の「場」を創出
2.医療人の交流の「場」の創出
3.医療者のQOLの向上

目的

日本の医療の質の向上
我々の活動に当たり、その目的とするのは、唯一つです。
「日本の医療の質の向上」に貢献する事ならば、なんでも実行します。
明確な使命感をもち、一人一人がしっかりと誇りを持って活動をします。

代表挨拶

NPO法人医桜
代表理事・発起人
溝口博重

誰もが健康であり続けたい、そして、いつでもどこでも質の高い医療を安心して受けたいと願っています。
日本では、現在、多くの医療人による献身的な医療活動によって、それが維持されています。
しかしながら、医療は日進月歩であり、常により健康に、より安全な医療へと姿を変えています。

日本医学会の認可する学会だけで111団体(2013年1月現在)、さらにそこから派生する学会・研究会で4000団体強、これに加えて私的な研究会、看護師や薬剤師など、パラメディカルが主催する団体などを加えれば1万団体以上が国内に存在しており、それは今も増え続けております。

これらの団体の数は医療者の勤勉さを表わすだけでなく、それだけ多くの専門知識・情報が存在し、流通しているとも言えます。
これらの情報は「人を治療し、救うための知識」ではありますが、その膨大さから体系化し、検索できるようになっていません。
また多くの団体は、そこに参加する医療者の皆さんの間での知識共有に留めており、情報として流通していないのが現状かと思います。

私自身は医療資格者ではありません。
ですが、発起人の一人であり、友人でもある伊藤賀敏先生の医療への献身的な取組、情熱を見るにつれ、私にも何かができるのではないか、と思いまして、この『医桜』を立ち上げようと思いました。

多忙の極みにある医療者の方々へ「効率よく、多くの情報を提供する仕組みを作る事ができないか?」、あるいは「日本中で発表されている、これらの医学情報をもっと多くの人達が、場所も時間も気にせずに共有できる『場』を創ることはできないだろうか?」。
このような認識のもと独自のミッションとコアバリューを設定し、2011年9月にNPO法人医桜を設立し、時間と場所を制限することなく、医療者が情報を共有し、また発信できる『場』として、医学情報共有サイト医桜をスタート致しました。

医桜の一番の役割は「医療人の、医療人による、医療人の為の『場』の提供」だと考えています。
医療資格者ではないからこそ、できる事、やれる事、支援できる事があります。
私個人の想いとして、医療を元気にするには、医療を支える医療者を元気にする必要があると考えております。
医療現場で日々努力している医療者のモチベーションを高揚し、活力を与えることも目指した種々の活動を展開していきたいと考えております。

今後も、医療に貢献する、質の高い事業を展開していく所存ですので、ご指導、ご支援 を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

発起人挨拶

NPO法人医桜
発起人
伊藤賀敏

NPO法人医桜、設立にあたって
「日本の医療をもっと良くする為に、自分に何ができるか?」

それが医桜を発足するにあたっての想いでした。
地域ごとに医療水準が違う事も気になっていましたし、臨床現場で頑張っている仲間たちをもっと評価して欲しい!という気持ちもありました(せっかく作成したスライドを皆様に閲覧・評価して頂きたい!スライドを通して助かる命もあるのではないかと・・)。
私自身、医療の最前線で日々 闘っておりますが、医療の地域格差や問題点・改善点の共有などをする場があれば、どんなに良いかと考えておりました。
そして、その議論の場を何時でも何処でも閲覧できるWEBサイトに見出すことにしました(多忙な医療人は、学会・研究会になかなか参加できませんので)。

幸い、私の周囲には 志を同じくする仲間がいました。
医療人のネットワークを作り、医学情報を共有し、一緒に問題について考え、そして医療の質を向上させていく・・・そんな想いを込めて、医学情報共有を目的にしたWEBサイト「医桜」は発足致しました。
現在、「医桜」のコンセプトと想いは、5,000名を超える仲間に伝わり、一緒に活動をして頂いております。

私が、この「医桜」という活動を始めた当初の想いは変わりません。
日本全国どこでも同じ水準の医療を受けられるようにすること。
そして、医療人のネットワークを作り、皆で問題を共有、解決する場所を作ること。
医療人であるなら、誰もが考えている事とは思います。

私たちの理念は箱根の石碑に刻まれている万葉仮名の「深山の桜」という詩であらわしています。
深い山奥であっても、懸命に咲いた桜であれば、人の心は動き、その桜を見ようと人が集まり、気が付けば道ができている・・という詩です。
私たちは、医療人が深山の桜のように、このWEBサイトに集まって頂けるようにと、『WEBサイト:医桜』と命名し、懸命に活動しております。

医桜の発展が、日本の医療の質の向上、そして一人でも多くの方の治療に繋がることを心から祈念しております。

活動内容

我々、医桜の活動内容は大きく分けまして、5つあります。

1.医学情報共有サイト「医桜」の運営
2.医桜を知ってもらうための広報活動
3.医療の質の向上を目的としたイベント・セミナーの企画・開催
4.医桜を継続される為の、ファンドレイジング(募金などの活動資金集め)
5.医療のイノベーションを促進するための支援活動

医桜はICT(情報:informationや通信:communicationに関する技術の総称)を活用しての医療の質の向上を図る取組をするとともに、セミナーやイベントなどを積極的に企画・開催する事によって、医療者の交流を推進しております。
またイベントのコラボ企画なども積極的に引き受けております。
下記にこれまでの活動をPDFでまとめました。
ご参考頂くと共に、何か我々とご一緒できるような話がございましたら、下記までお問い合わせください。