医桜通信
闘魂外来・闘魂祭 in 上越総合病院 初日目「闘魂外来編」
2014年7月7日 4:41 PM
2014年7月5日~6日
上越・糸魚川コンソーシアム主催「闘魂外来・闘魂祭」に医桜も企画準備の方で参加をさせて頂きました。
今回は、そのレポートをしたいと思います。
そもそも「闘魂外来」って何よ?という方もいるかと思います。
臨床実践型実習でして、水戸協同病院で徳田安春先生が実施していました、医学生を対象とした研修の事です。
医学生が「①問診⇒②身体診察⇒③鑑別診断⇒④アセスメント⇒⑤プラン⇒⑥患者への説明」と一連の流れを指導医の下で実践をします。もちろん、どんな患者さんが当日来るか、分かりませんので、予習はできません。
非常にエキサイティングかつ、勉強になる実習となります。毎回、定員オーバーの申込みを頂きますが、今回も定員9名に対して11名の参加者がいました。(多少のオーバーはなんとかなります)
今回は3チーム編成で、上越総合病院と糸魚川総合病院の研修医も参戦してのチーム分けでしたので、ちょっと人数多めです。
【マツケン先生率いるAチーム】
【情熱医師 平島修先生を中心としたBチーム】
【世界のキタカズ先生と円陣を組むCチーム】
【徳田先生、山岸先生、そして病院の皆さん】
11時に講堂に集まりまして、まずは闘魂外来の説明、上記のようなチーム分けをしまして、作戦会議。
そして午後12時より闘魂外来スタートです。
恒例の徳田先生のよる「1、2、3、ダーッ!!!」で気合を入れて、外来へ!
と各チーム、救急に来られた患者さんを順次担当。
みんなで相談しつつ、診察を進めていきます。
もちろん、そんな都合よく患者さんが来るわけでもありませんので、空き時間は空き時間で色々とやります。
前回の下都賀総合病院で忽那先生がやられていたグラム染色道場、あれいいな、と患者さんがいない間をぬってBチームはグラム染色を慣行。超実践的な方法を伝授する、平島先生。余談ですが、上越総合病院、病理の先生が常勤で3人もいるそうです。
すげぇと思いました。
と言う訳で、あっという間に4時間を経過しました。
しかし、それで終わらないのが闘魂外来。次は振り返りのケースカンファレンスである、闘魂祭の時間です。
まさに闘魂に相応しい舞台を作って初日目の後半に突入します。
・・・・続く